増築とは?

増築相場の基礎知識
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増築とは元の建築物より床面積を増やすことです。
建築物自体の広さを大きくすれば増築になりますし、広さは変えずに1階建てを2階建てにしても床面積が広くなっているので増築になります。

また、同じ敷地内であれば元の建築物から離れていても、新しく建てた場合増築になります。

増築詳細図

増築と改築の違い

改築とは床面積を変えずに既存の住宅の一部、または全部を解体してつくり変えることを言います。

そのため増築と改築の違いは床面積が変わるか変わらないかという点のみです。

増築と改築の違い

増築方法の種類

増築とは床面積を増やしたいときに用いられることがわかりました。
しかし、増築の方法にもいくつかの種類があります。
代表的な増築方法についてご紹介します。

差し掛け増築

差し掛け増築

増築の主流となっている増築方法です。
差し掛け増築は既存の建物の壁に対して、寄せかけるように増築する方法になります。
おもに部屋数を増やしたい場合や、新たに収納スペースを増やしたい場合に検討される増築方法です。

既存の屋根を壊すことなく、家と接する出入り口の部分だけの解体で済みます。
そのため、工事期間も短く費用を抑えることのできる増築方法です。

差し掛け増築 ~2階まで~

差し掛け増築 2階

差し掛け増築で屋根部まで増築することも可能です。
増築する部屋の天井を高くしたい場合や2階まで増築したい場合に検討される増築方法になります。

既存の壁と屋根を一部解体してつなぎ合わせて行う増築です。

取り壊し増築

既存の家の壁と屋根の一部分を取り壊して増築する方法です。
取り壊した部分から作り変えるため、外観の統一感を保つことができます。

しかし、既存の壁や屋根と増築部分の接続部に問題がある場合、クラックや雨漏りの原因になるため十分な補強が必要です。
また、解体部分も多くなるため、差し掛け増築に比べ費用が割高になってしまいます。

おかぐら増築

おかぐら増築

平屋に2階を増やしたい場合に検討する増築方法です。
敷地面積などに制限がある場合に向いている増築になります。

しかし、平屋の屋根を撤去して行う増築になることや柱や梁の補強と2階に行くための階段の設置が必要になるため差し掛け増築に比べて割高です。

増築とは? ~まとめ~

増築とはどういうことなのかお分かりいただけたでしょうか。
また、増築の方法にも種類があるためどのような増築をしたいのかによっても変わります。
具体的な増築の主要ヵ所と相場についてもご説明しているので合わせて読んでいただければ、より理想の増築が実現に近づくはずです。

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