増築をする前に知らなかったから希望の増築にならなかったなんてことは避けたいですね。
この記事では理想の増築を行うために知っておきたい注意点や増築知識をご紹介します。
増築前に知っておきたい注意点
増築できる制限の確認
増築できる条件は法律によって定められており、地域によって制限内容が決まっています。
自分の家の敷地内だったら何を建ててもいいわけではないのです。
部屋を２部屋増築するつもりだったのに１部屋分の広さしか増やせないなんてことがないように、増築前にどのくらい増築ができるのか確認しておきましょう。
詳しい制限内容については増築前に知っておくべき法律と手続きでご紹介していますので参考にしてください。
耐震性の確認
既存の建物と増築した建物など、老朽化度合いによって耐震性が違うと地震で倒壊しやすくなります。
倒壊のリスクを減らすためには、 既存部分と増築部分の建物の耐震性能を合わせることが必要です。
そのため増築するには既存の建物の検査を行い、耐震性が不足している場合は耐震工事をしなけらばなりません。
既存部分と増築部分の接続部は耐震性が低くなりやすいため、増築業者を選定する際は耐震性能に詳しい業者の依頼も検討する必要があります。
増築業者を決める前に知っておきたい注意点
増築は工事をしてもらう業者によってすべてが決まります。
費用が高く、欠陥のある増築をするような業者は避けなければなりません。
ここでは、悪徳業者を避けるための注意点を説明します。
タウンページに惑わされない
増築業者を見つける手段としてタウンページを活用する方法があります。
タウンページにはハウスメーカーや工務店などの増築を行うことのできる企業の連絡先が入手できるからです。
しかし、増築業者が見つかったからといってすぐに増築を依頼してはいけません。
見つけた業者が工事の途中で倒産してしまった場合、支払った費用が戻らなかったり工事が中途半端でで使えない状態で放置されるなんてこともありえます。
倒産のトラブルを避けるために、設立してどのくらい経っているかや施工実績など調べてみましょう。
設立して5年以上で実績も豊富にあることが確認できれば倒産のリスクは格段に下げることができます。
信頼できる経験者の紹介でも注意
初めての増築は不安も多く、親戚や友人など信頼できる経験者に相談することもあるでしょう。
その中で信頼できる人から業者を紹介してもらえることも少なくありません。
信頼できる人からの紹介で安心感はありますが、注意は必要です。
増築後にきずや欠陥が見つかった場合でも、親戚や友人との関係を気にしてクレームをためらう恐れがあるからです。
紹介してもらう場合も、紹介された業者についてしっかりと調べて依頼をするか冷静に判断することが必要になります。
業者選びを失敗しないために
リフォームの完成現場やショールーム見学会、個別相談会など一度参加してみましょう。
実物をみて、自分で情報を集めることが大切です。
参加するイベントによっては間取り図を持参すると、詳細なアドバイスがもらえる場合もあるため増築のイメージがしやすくなります。
カタログ請求すると、施工実績や増築プランなど情報を仕入れることができるため業者選びには大切な情報収集の場です。
同じ条件で複数社に見積り依頼をすると、見積比較できるので簡単に優良業者であるか判断しやすくなります。
増築費用を相場より簡単に安くする方法!!
希望条件での見積もりを他社比較することで
価格競争が起こり、さらに安くなる可能性が上がります。
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