寝室増築の費用相場

子供の成長により親と子で寝室を別にしたい、二世帯住宅にするために寝室を増築したいなどの場合に検討される方がいらっしゃるのではないでしょうか。

寝室の増築相場は主に「木造」か「鉄骨」、「１階」か「 2階」によって変わります。

今回はこのタイプ別に増築相場と寝室増築の注意点をご紹介していきましょう。

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木造住宅1階　寝室増築の費用相場
鉄筋コンクリート住宅1階　寝室増築の費用相場
木造住宅2階　寝室増築の費用相場
鉄筋コンクリート住宅2階　寝室増築の費用相場
寝室増築の注意点
1. 寝室の増築向き
2. 間取り
寝室増築の費用相場　～まとめ～
増築費用を相場より簡単に安くする方法!!

木造住宅1階　寝室増築の費用相場

相場：坪単価約70万円

寝室増築相場はおおよそ坪単価で表され、和室や洋室でも大きく相場は変わりません。

例えば8畳の寝室を増築したい場合、坪数にすると約4坪のため費用相場は約280万円となります。

鉄筋コンクリート住宅1階　寝室増築の費用相場

相場：坪単価約100万円

鉄筋コンクリート住宅の場合、木造に比べて外壁の解体と開口部を作るのが難しいため費用が上がってしまいます。

8畳の場合で比較すると約4坪で費用が約400万円です。

木造住宅2階　寝室増築の費用相場

相場：坪単価約100万円

2階寝室増築の場合、1階部分の補強工事が必要になるため1階に比べて、割高になってしまいます。

鉄筋コンクリート住宅2階　寝室増築の費用相場

相場：坪単価約150万円

木造2階同様に補強工事が必要になります。
木造1階に比べると、外壁の解体と開口部を作るのが難しいくダブルパンチで坪単価が割高になり増築費用が倍以上差がついてしまします。

寝室増築の注意点

増築によって新しく寝室をつくる場合の注意点をご紹介します。

寝室の増築向き

寝室は夜だけでなく、いつでも快適に睡眠をとれる空間であることが理想です。
寝室が南向きや東向きにある場合、太陽の光が入りやすく睡眠に適しているとは言えません。

東向きの場合、寝室に朝日が入りやすく太陽光を浴びることができるため目覚めやすく体内時計をリセットできることがメリットです。

夏場など日の出が早い場合、起床予定の時間より早く朝日を浴びて目覚めてしまう可能性があります。
毎日決まった時間まで眠りたい方などは避けた方がいい向きでしょう。
どうしても東や南向きになってしまう場合は、遮光カーテンや窓の配置の工夫で対策が可能です。

北向きの場合、太陽の光が入りにくいため日中に睡眠をとることが多い方にはおすすめです。
しかし、北向きは逆をいうと日当たりが悪いため湿気がこもり布団が湿りやすいと言われています。
換気扇の導入やこまめに布団を干す対策が必要です。

寝室の向きによって睡眠の環境は大きく変わります。
生活リズムや何を重視するかを考え、快適な睡眠のできる寝室をつくりましょう。

間取り

寝室の周りの部屋によっては睡眠の妨げになる場合があります。

玄関の近くの場合、夜遅くの人の出入りの音で目が覚めてしまうこともあるでしょう。
キッチンが隣の場合、冷蔵庫などの家電が深夜に音を出して目が覚める可能性もあります。

夜中にトイレに行きやすいように、トイレの隣に寝室を増築するのも注意が必要です。
トイレは家族みんなで使うのもなので、誰かがトイレの水を流す音で目が覚めてしまうなんてことも起きますので使いやすさと騒音に配慮した間取りを考えることがとても大切になります。